説明
システム設定ファイルは /etc/lxc/lxc.conf を使用します。 非特権コンテナの場合には ~/.config/lxc/lxc.conf を使用します。この設定ファイルは LXC のデフォルトパスやストレージバックエンドの設定のような値を設定する時に使用します。
パスの設定
- lxc.lxcpath
- 全てのコンテナが保存される場所。
- lxc.default_config
- コンテナのデフォルト設定ファイルのパス。
CONTROL GROUPS
- lxc.cgroup.use
- 使用する cgroup コントローラのコンマ区切りのリスト。 何も指定されていない場合、全ての利用可能なコントローラが使われます。
- lxc.cgroup.pattern
- コンテナ用の cgroup を生成する際に使うフォーマット文字列 (例. lxc/%n)。
LVM
- lxc.bdev.lvm.vg
- デフォルトの LVM の volume group 名。
- lxc.bdev.lvm.thin_pool
- デフォルトの LVM の thin pool 名。
ZFS
- lxc.bdev.zfs.root
- デフォルトの ZFS root 名。