lxc-destroy(1) コンテナの削除

SYNOPSIS

lxc-destroy {-n name} [-f] [-s]

説明

lxc-destroy は、lxc-create で以前に作成したシステムオブジェクトを削除します。

オプション

-f, --force
コンテナが実行中の場合、まずコンテナを停止させます。 このオプションが指定されていない場合、コンテナが実行中のときは lxc-destroy コマンドは実行を中断します。
-s, --snapshots
指定したコンテナとそのスナップショットをすべて削除します。

共通オプション

ここで紹介するオプションは lxc コマンドの大部分で共通のものです。
-?, -h, --help
通常より長い使い方のメッセージを表示します。
--usage
使い方を表示します。
-q, --quiet
出力を抑制します。
-P, --lxcpath=PATH
デフォルトと別のコンテナパスを使用します。デフォルトは /var/lib/lxc です。
-o, --logfile=FILE
追加のログを FILE に出力します。デフォルトは出力しません。
-l, --logpriority=LEVEL
ログの優先度を LEVEL に設定します。デフォルトの優先度は ERROR です。以下の値を設定可能です: FATAL, CRIT, WARN, ERROR, NOTICE, INFO, DEBUG。

このオプションは追加のログファイルへのイベントログの優先度の設定である事に注意してください。stderr への ERROR イベントのログには影響しません。

-n, --name=NAME
NAME という名前でコンテナを識別します。コンテナ識別子のフォーマットは英数字の文字列です。
--version
バージョン番号を表示します。

診断

The container was not found
削除する対象のコンテナが見つかりません。 おそらくそのコンテナが存在しないのか、既に削除された後なのでしょう。 lxc-ls コマンドを使って、システム上に存在するコンテナのリストを得ることができます。

作者

Daniel Lezcano <[email protected]>