概要
- auto-multiple-choice regroupe --projet project-dir --sujet subject.pdf --modele file-name-model --fich-noms students-list.csv [--noms-encodage encoding] [--compose]
解説
AMC-regroupe.plコマンドは、1ページ1ファイルの採点記入済答案を受験者ごとに一つのPDFファイルにまとめます。
--data data-dir
- データファイルがあるディレクトリを指定します(AMC-meptex(1)などを参照してください)。
--projet project-dir
- プロジェクトディレクトリを指定します。
--sujet subject.pdf
- (AMC-prepare(1)で作成された)試験問題ファイルを指定します。試験問題のページサイズを取得して採点記入済PDFのサイズを合わせるのに役立ちます。
--fich-noms students-list.csv
- 受験者名簿ファイル名を設定します。
--noms-encodage encoding
- students-list.csvのエンコーディング(デフォルトはutf-8)を選択します。
--modele file-name-model
-
採点記入済PDF用のファイル名モデルを設定します。このモデルでは特定のシーケンスが以下のように置換されます:
(N)
- は受験者名に置換されます。
(ID)
- は受験番号に置換されます。
(COL)
- は受験者名簿内のCOLカラムの値に置換されます。
デフォルト値は '(N)-(ID).pdf' です。
--compose
-
このオプションを使用すると、スキャンデータのないページが、模範解答の該当ページに置換されます。このオプションは例えば、別紙答案用紙レイアウトを用いていて問題用紙なしに採点記入済答案だけでは意味のないような場合に有用です。
--composeオプションを用いるには、--tex-srcオプションを(さらに場合によって、--with、--filter、--filtered-sourceも)指定する必要があります。
--tex-src mcq-source-file
- 試験問題のソースファイルを指定します。
--with latex-engine
- (場合によりフィルター処理された)ソースファイルを処理するLaTeXエンジン(コマンド)を指定します。latex-engineは例えばpdflatexやxelatexとなります。
--filter filter
- 選択式試験問題のソースファイルをLaTeXファイルに変換するフィルター名を設定します(AMC-prepare(1)を参照してください)。
--filtered-source mcq-latex-file
- 指定したフィルターを用いてソースファイルから作成するLaTeXファイルを指定します。(AMC-prepare(1)を参照してください)。
--debug file.log
- デバッグ情報を記録するファイルを指定します。
著者
Bienvenüe Alexis[FAMILY Given] <[email protected]>
- 主な著者
Bérard Jean[FAMILY Given]
- フランス語版から英語版への翻訳
Khaznadar Georges[FAMILY Given]
- フランス語版から英語版への翻訳
Kagotani Hiroto[FAMILY Given]
- 英語版から日本語版への翻訳
製作著作
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