XtConvert(3) リソースコンバータを起動する

Other Alias

XtDirectConvert

書式

void XtConvert(w, from_type, from, to_type, to_return)

    Widget w;

    String from_type;

    XrmValuePtr from;

    String to_type;

    XrmValuePtr to_return;

void XtDirectConvert(converter, args, num_args, from, to_return)

    XtConverter converter;

    XrmValuePtr args;

    Cardinal num_args;

    XrmValuePtr from;

    XrmValuePtr to_return;

引き数

args
変換を実行する際に必要な追加的な引き数(NULL のこともある)を含む引き数リス トを指定する。
converter
呼び出される変換手続きを指定する。
from
変換される値を指定する。
from_type
変換前の型を指定する。
num_args
追加的な引き数の数を指定する(0 のこともある)。
to_type
変換後の型を指定する。
to_return
変換された値が返される。
w
(必要ならば)追加的な引き数に用いるウィジェットを指定する。

説明

関数 XtConvert は、from_type から to_type への変換を行うために登録された型コンバータ を検索し、必要な追加的引き数を求め、そして XtDirectConvert を呼び出す。 XtConvert は既に XtConvertAndStore に置き換えられている。

関数 XtDirectConvert は、この変換手続きが指定した引き数で呼ばれているかどうかコンバータのキャッ シュを調べる。 呼ばれていれば、この関数はキャッシュに格納されている情報に対するデスク リプタを返す。 呼ばれていなければ、この関数はコンバータを呼び、その結果をキャッシュに 入れる。

指定されたコンバータを呼び出す前に、 XtDirectConvert は返り値のサイズに 0 を設定し、返り値のアドレスに NULL を設定する。 変換が成功したかどうか知るため、クライアントは to_return.address が NULL でないことを確認すべきである。 XtDirectConvert は既に XtCallConverter に置き換えられている。