書式
Xmark datafile説明
Xmark は指定されたデータファイルを読み込み、ベンチマークデータを編集する シェルスクリプトである。この編集結果は標準出力に書き出される。 Xmark は 3 つの数値を書き出す:
-
x11perf
コマンドの実行結果についての重みづけされた性能値。
基準となる SpartStation 1 についての重みづけされた性能値。 SpartStation 1 の仕様は SunOS 4.1.2, X11R5 Xsun, CG3 dumb Color Frame Buffer である。 最後のものはグラフィックスカードと思われる。
Xmark 値。これは上記の 2 つの数値の比である。
データファイルは、x11perf を使って以下のような方法で作った 通常ファイルでなければならない:
x11perf -display display -v1.3 -rop GXcopy GXxor -all > datafile
GXcopy テストと GXxor テストを別々に実行することも許される。 ただし、それは両者の出力を同じファイルに続けて出力する場合だけである:
x11perf -display display -v1.3 -rop GXcopy -all > datafile
x11perf -display display -v1.3 -rop GXxor -all >> datafile
以下の方法でもよい:
x11perf -display display -v1.3 -rop GXxor -all > datafile
x11perf -display display -v1.3 -rop GXcopy -all >> datafile
ファイル
- temp.$$
- カレントディレクトリに作られる一時ファイル。 使用後は削除される。
診断
- Usage: Xmark datafile
- Xmark が引き数なしで実行されたか、複数個の引き数を指定されたか、 オプションを指定して実行された。Xmark はオプションを取らない。
- Error: data file does not exist or is not ordinary.
- コマンド行で指示されたデータファイルを Xmark が見つけられなかった。 または、指示されたファイルがディレクトリ等の特殊ファイルであった。
- WARNING: datafile contains nnn, not 441 or 447 'trep' results;
- コマンド行で指示されたファイルは、x11perf を使って、 想定された方法で生成されたファイルではないと思われる。
- Diagnostic: ERROR: sum of weights =nnn, not equal to 4566.0;
- Xmark が内部エラーを起こした。