書式
x11perfcomp [ -r | -ro ] [ -l label_file ] files説明
x11perfcomp プログラムは複数の x11perf(1) を実行した出力をマージして、見やすい表の形にする。このプログラムはそれ ぞれのファイル内の結果を取り出し、必要に応じて足りないテスト結果を補充 し、それぞれのテストに対して各サーバにおけるオブジェクト/秒のレートを 表示する。 -r または -ro オプションをつけて起動した場合には、 x11perfcomp は最初のサーバに対する各サーバの相対性能を表示する。通常 x11perfcomp は、最初のファイルを用いてどのテストをレポートするか決める。サーバによっ ては(DEC 以外 :-))全てのテストを実行できないことがある。この場合には、 x11perfcomp は自動的に 0.0 オブジェクト/秒という値を用いる。 最初のファイルがレポートするテストを決めるため、このファイルは他のファ イルでレポートされるテストを全て含まなければならない。これを含まない場 合には x11perfcomp は失敗する。
-l オプションでラベルのファイルを指定することにより、レポートするテス トのリストを明示的に指定することができる。ユーザは x11perf で -label オプションを用いることにより、ラベルファイルを生成することが できる。
オプション
x11perfcomp には、以下に挙げるオプションを指定することができる:- -r
- 通常の出力に加えて、相対サーバ性能も出力することを指定する。
- -ro
- 相対サーバ性能だけを出力することを指定する。
- -l label_file
- 使用するラベルファイルを指定する。
X のデフォルト値
このプログラムが使う X のデフォルト値はない。著者
サーバを比較するためのオリジナルのスクリプトは、Mark Moraes によって書 かれた。Joel McCormack は一緒に少し作業しただけである。