書式
xdpyinfo [-display displayname] [-queryExtensions] [-ext extension-name]説明
xdpyinfo は X サーバに関するディスプレイ情報を表示するユーティリティである。こ のプログラムは、サーバの機能、クライアントとサーバ間の通信で使われる各 種パラメータの既定値、利用可能なスクリーンやビジュアルのタイプを調べる ために使われる。
デフォルトでは、プロトコル拡張に関する数値情報(オペコード、ベースイベ ント値、ベースエラー値)は表示されない。この情報を取得するには、 -queryExtensions オプションを使うこと。拡張機能を動的にロードす るサーバに対してこのオプションを使用すると、おそらくロードされる可能性がある全 ての拡張が得られるだろう。しかし、この動作は遅かったり、サーバ のリソースを大幅に消費したりすることがある。
特定の拡張についての詳細な情報は、-ext extensionName オプ ションを使うと表示される。extensionName が all ならば、 xdpyinfo と X サーバの両方がサポートしている拡張の全てに関する情 報が表示される。
環境変数
- DISPLAY
- デフォルトのホスト、ディスプレイ番号、スクリーンを取得する。
著者
Jim Fulton, MIT X ConsortiumJoe Moss によって、XFree86-VidModeExtension, XFree86-DGA, XFree86-Misc, XKB 拡張のサポートが追加された。