XAllowEvents(3) キューに入っているイベントを解放する

書式

XAllowEvents(display, event_mode, time)

      Display *display;

      int event_mode

      Time time

引き数

display
X サーバへの接続を指定する。
event_mode
イベントモードを指定する。 AsyncPointer, SyncPointer, AsyncKeyboard, SyncKeyboard, ReplayPointer, ReplayKeyboard, AsyncBoth, SyncBoth のいずれかを指定できる。
time
時刻を指定する。 タイムスタンプか CurrentTime を指定する。

説明

XAllowEvents はクライアントがデバイスを凍結したている場合に、キューに入っている イベントを解放する。 指定した時刻がクライアントについて最も近くに起きたアクティブなグラブの 最終グラブ時刻より早い場合や、指定した時刻が現在のサーバ時刻より遅い場 合には、この関数は無効である。

XAllowEvents はエラー BadValue を起こすことがある。

返り値

BadValue
指定された数値の中にリクエストの許容範囲を越えているものがある。引き数 に対して特定の範囲が指定されていない限り、引き数の型で定義されている全 ての範囲が許される。選択肢として定義されている引き数はこのエラーを起こ すことがある。