書式
#define _XOPEN_SOURCE
#include <wchar.h>
int wcwidth(wchar_t c);
説明
wcwidth() 関数は、ワイド文字 c を表現するために必要なカラム 数を返す。c が印刷可能文字ならば、この値は 0 以上である。 c がヌルワイド文字 (L'\0') ならば、値は 0 である。 それ以外の場合には -1 が返される。返り値
wcwidth() 関数は、c の表現に必要なカラム数を返す。属性
マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)
wcwidth() 関数は、例外付きのスレッドセーフである。実行中に setlocale(3) を呼び出してロケールを変更しない限り、マルチスレッドアプリケーションで安全に使用することができる。準拠
POSIX.1-2001.
glibc 2.2.5 以前では以下のプロトタイプ宣言が使用されていたことに 注意すること。
int wcwidth(wint_t c);
注意
wcwidth() の動作は、現在のロケールの LC_CTYPE カテゴリに依存する。この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.65 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。