書式
#define _XOPEN_SOURCE /* feature_test_macros(7) 参照 */
#include <wchar.h>
int wcswidth(const wchar_t *s, size_t n);
説明
wcswidth() 関数は、s が指すワイド文字文字列を表現するために 必要なカラム数を返す。ただし、最大 n 文字しか処理しない。 印刷可能でないワイド文字が文字列に含まれる場合には、 -1 が返される。返り値
wcswidth() 関数は、ワイド文字文字列 s の表現に必要なカラム数 を返す。ただしワイド文字文字列は最大 n 個に切り詰められる。属性
マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)
wcswidth() 関数は、例外付きのスレッドセーフである。実行中に setlocale(3) を呼び出してロケールを変更しない限り、マルチスレッドアプリケーションで安全に使用することができる。準拠
POSIX.1-2001.注意
wcswidth() の動作は現在のロケールの LC_CTYPE カテゴリに依存する。この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.65 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。