説明
unlockpt() 関数は fd で参照されるマスタ擬似端末に対応するスレーブ擬似端末のロックを 解除する。擬似端末のスレーブ側をオープンする前に、 unlockpt() を呼び出す必要がある。
返り値
成功した場合、 unlockpt() は 0 を返す。そうでない場合、-1 を返し、 errno に適切な値がセットされる。エラー
- EBADF
- 引き数 fd が書き込み用にオープンされたファイル・ディスクリプタでない。
- EINVAL
- 引き数 fd がマスタ擬似端末に対応するものではない。
バージョン
unlockpt() は、バージョン 2.1 以降の glibc で提供されている。属性
マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)
unlockpt() 関数はスレッドセーフである。準拠
POSIX.1-2001.この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.65 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。