書式
rusers [-al ] [host ... ]説明
rusers コマンドは、ローカルネットワーク上の全てのホストについて who と似た出力をする。 rusers の問い合わせに返答した各ホストについて、 ホスト名と現在ログインしているユーザーの名前を各行に表示する。 rusers コマンドは、返答が遅れるホストを捕らえるために 1 分間待つ。以下のオプションが使用可能である:
- -a
- 誰も現在ログインしていない場合でも、返答した全てのマシンを表示する。
- -l
- ロングフォーマットのリストを表示する。 リストには、ユーザー名・ホスト名・ユーザーがログインしている端末名 (tty)・ ユーザーがログインした日付と時間・ ユーザーがキーボードから最後に入力をしてからの経過時間・ (もし分かるなら) ユーザーがどのリモートホストからログインしているかという情報 が含まれる。
返り値
- rusers: RPC: Program not registered
- rpc.rusersd8 デーモンがリモートホスト上で起動していない。
- rusers: RPC: Timed out
- 通信エラーが発生した。 ネットワークが非常に混雑している。もしくは、 rpc.rusersd8 デーモンがリモートホスト上で終了させられた。
- rusers: RPC: Port mapper failure - RPC: Timed out
- リモートホストが portmapper ( portmap(8) を参照) を実行しておらず、RPC を用いたサービスを提供していない。 ホストがダウンしている可能性がある。
履歴
rusers コマンドは SunOS で登場した。バグ
ソートを行うオプションが実装されていない。