説明
このファイルは ASCII ファイルで、TCP/IP サブシステムから利用できる いろいろな DARPA インターネットプロトコルを記述している。 ARPA 関連のインクルードファイル内の数値を使うべきではないし、 単に推測した値を使うのはさらに良くない。 代わりにこのファイルに問い合わせるべきである。 これらの数値は IP ヘッダのプロトコルフィールドに現れる。このファイルは変更しないこと。変更すると IP パッケージが不正になる。 プロトコル番号とプロトコル名は IANA (Internet Assigned Numbers Authority) によって指定される。
それぞれの行は次のフォーマットである。
- protocol number aliases ...
各フィールドは空白かタブで区切られていて、空行は無視される。 行にハッシュ記号(#)が含まれる場合、 ハッシュ記号を含むその行の残りは無視される。
フィールドの説明は以下のとおり。
- protocol
- プロトコルの固有名。たとえば ip, tcp, udp など。
- number
- プロトコルの公式番号、IP ヘッダに現れる。
- aliases
- プロトコルの別名、オプション。
このファイルは Yellow Pages/NIS や BIND/Hesiod のようなネットワーク上の名前サービスを用いて、ネットワークを通じて配布される可能性もある。
ファイル
- /etc/protocols
- プロトコル定義ファイル。
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.65 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。