書式
lpc [ command [ parameter(s) ] ]説明
lpc を使うと、CUPS が提供するプリンタやクラスのキューに対して、 限定された制御を行うことができる。 また、キューの状態を調べるためにも使用することができる。コマンドラインでコマンド (訳注: 下記のような lpc のコマンドである) が指定されていない場合、lpc はプロンプトを出して、 標準入力からコマンドを読み込む。
コマンド
この lpc で使えるコマンドは、同名のプログラム、Berkeley 版 lpc で使えるコマンドのサブセットである。- exit
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lpc を終了する。 - help [command]
- ? [command]
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簡単なヘルプメッセージを表示する。 - quit
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lpc を終了する。 - status [queue]
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一つ以上のプリンタ・キューやクラス・キューの状態を表示する。
制限事項
lpc は Berkeley 印刷システム向けにできているので、これを使って、 CUPS が提供するプリンタ・キューやクラス・キューの設定をすることはできない。 プリンタ・キューやクラス・キューの設定をするには、 lpadmin(8) コマンドを使うか、 CUPS に対応したほかの設定用クライアントを使用しなければならない。互換性
CUPS 版の lpc は、Berkeley 版や LPRng 版が標準で備えているコマンドのすべてを実装しているわけではない。著作権
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