書式
ksyms [-ahm]説明
ksyms は、エクスポートされているカーネルシンボルに関する情報を表示する。表示 フォーマットはアドレス、名前、定義が行われているモジュールである。オプション
- -a, --all
- 全てのシンボルを表示する。デフォルトでは、カーネル固有のシンボルは 表示されない。
- -h, --noheader
- ヘッダ行を表示しない。
- -H, --help
- オプションの一覧を表示して終了する。
- -m, --info
- モジュールの情報を表示する。各モジュールがロードされているカーネル空間上の アドレスとモジュールの大きさも表示する。
- -V, --version
- ksyms のバージョンを表示する。
バグ
ksyms [ -V | --version ] は直ちに終了するべきである。 しかしながら、現在はバージョン情報を表示した後、 何もオプションが指定されなかったかのように振舞う。履歴
ksyms を最初に考えたのは Bjorn Ekwall <[email protected]> である。'-m' オプションを考えたのは David Hinds <[email protected]> である。
バージョン 2.1.17 への更新は Richard Henderson <[email protected]> が行った。