jl_param_get 変換パラメータの設定を取り出す。(3) jl_param_get_e() 変換パラメータの設定を取り出す。

形式

#include "jllib.h"
int
jl_param_get(buf, param)
struct wnn_buf *buf;          /* バッファ */
struct wnn_param *param;      /* パラメータ */
int
jl_param_get_e(env, para)
struct wnn_env *env;          /* 環境 */
struct wnn_param *para;       /* パラメータ */
int
jl_param_set(buf, param)
struct wnn_buf *buf;          /* バッファ */
struct wnn_param *param;      /* パラメータ */
int
jl_param_set_e(env, para)
struct wnn_env *env;          /* 環境 */
struct wnn_param *para;       /* パラメータ */
struct wnn_param {
        int     n;      /* N(大)文節解析のN */
        int     nsho;   /* 大文節中の小文節の最大数 */
        int     p1;     /* 幹語の頻度のパラメータ */
        int     p2;     /* 小文節長のパラメータ */
        int     p3;     /* 幹語長のパラメータ */
        int     p4;     /* 今使ったよビットのパラメータ */
        int     p5;     /* 辞書のパラメータ */
        int     p6;     /* 小文節の評価値のパラメータ */
        int     p7;     /* 大文節長のパラメータ */
        int     p8;     /* 小文節数のパラメータ */
        int     p9;     /* 疑似品詞 数字の頻度 */
        int     p10;    /* 疑似品詞 カナの頻度 */
        int     p11;    /* 疑似品詞 英数の頻度 */
        int     p12;    /* 疑似品詞 記号の頻度 */
        int     p13;    /* 疑似品詞 閉括弧の頻度 */
        int     p14;    /* 疑似品詞 付属語の頻度 */
        int     p15;    /* 疑似品詞 開括弧の頻度 */
        };

機能

jl_param_getは、バッファ buf 内の環境の変換パラメータを param に取り出す。 jl_param_get_eは、環境 env に対してパラメータの設定を param に取り出す。

jl_param_set は、バッファ buf の環境の変換パラメータを param に設定する。 jl_param_set_e は、環境 env の変換パラメータを param に設定する。

 <小文節の評価値> =p1 * <頻度> +
                   p2 * <小文節長> +
                   p3 * <自立語長さ> +
                   p4 * <今使ったよビット> +
                   p5 * <辞書プライオリティ>
 <大文節の評価値> =p6 * <小文節の評価値の合計> / <小文節数> +
                   p7 * <大文節長> +
                   p8 * <小文節数> +
                 
 で評価値を求め、変換候補の順位を決定する。
 n, nsho は 1 以上の整数でなければならない。
 p1, p2, p3, p4, p5, p6, p7, p8, p9,...,p15 は任意の整数である。

リターンバリュー

正常終了時には 0 を返す。
異常終了時には、-1 を返す。