glxinfo(1) GLX 機能拡張と OpenGL のレンダラに関する情報を表示する

書式

glxinfo [-t] [-v] [-b] [-display ディスプレイ名]

説明

glxinfo は、ある X サーバについて、GLX 機能拡張、OpenGL に対応しているビジュアル、 OpenGL レンダラに関する情報を一覧表示する。 GLX とレンダラの情報は、バージョンや機能拡張の属性などである。 ビジュアルの情報としては、OpenGL に対応しているそれぞれのビジュアルで 利用できる GLX ビジュアル属性が一覧表示される (例: ダブルバッファが利用できるかどうか、コンポーネントのサイズ、 Z バッファの深さ等)。

コマンド行オプションには以下のようなものがある:

-t
デフォルトでは、ビジュアル情報は幅 80 文字で簡潔に表示される。-t オプション は、幅が大きく読みやすい形式で表示を行うように glxinfo に指示する。
-v
ビジュアルの一覧表示の出力を、xdpyinfo の情報表示に似た形式の 詳しい形式で行うように glxinfo に指示する。
-b
スクリーン 0 における「もっとも良い」ビジュアルの ID を表示する。
-display <ディスプレイ名> 問い合わせの対象となるディスプレイを指定する。

環境変数

DISPLAY
ホスト、ディスプレイ番号、スクリーンのデフォルト値を取得するために使う。

作者

Brian Paul
XFree86 対応を行ったのは Mark Paton である。