書式
backgammon [ -h n r w b pr pw pb tterm sfile ]解説
このプログラムを使えば、コンピュータまたはあなたの「友人」と バックギャモンを対戦することができます。 全てのコマンドは 1 文字なので、 1 回の指し手の最後を除いては キャリッジリターンを押す必要がありません。 プログラム自体にほとんど完全な文書が含まれているので、 大概の場合クエスチョンマーク (?) を打てば何らかのヘルプが 得られます。 ルールの説明が要るか訊かれたときに `y' と答えれば、 ゲームのルールや戦法のヒント、プログラムの使用法に関する説明の テキストと、対コンピュータ戦を実際に体験するチュートリアルが 表示されます。プログラム backgammon への引数 (ほとんどは不要ですが中にはとても便利なものもあります) は以下の通りです。
- -h
- 引数の一覧と説明文を出力し、終了する
- -n
- ルールや操作法の説明をするかどうか質問しない
- -r
- 赤としてプレイする (-n を含みます)
- -w
- 白としてプレイする (-n を含みます)
- -b
- 赤と白、二人のプレイヤーで対戦する (-n を含みます)
- -pr
- 赤の手番の前に盤面を表示する
- -pw
- 白の手番の前に盤面を表示する
- -pb
- 両プレイヤーの手番の前に盤面を表示する
- -tterm
- 端末として /etc/termcap の term エントリを用いる
- -sfile
- 以前にセーブしたゲームを file から復元する
term の端末属性にカーソルを直接移動する機能 ( termcap(5) を参照のこと) が備わっていれば backgammon は各々の指し手の後に盤面を「更新」しますので、 画面が何らかの恐ろしい疾病状態に陥ったとき以外には 盤面を再表示する必要はありません。 また、 `-p' で始まるオプションは全て無視されます。 (`-t' オプションは端末の型が /etc/termcap データベースに含まれるエントリに一致している場合は不要です。)
クイックリファレンス
プログラムがプロンプトとしてあなたが持っている色だけを 表示している時、サイコロを振るにはスペースまたは キャリッジリターンを押してください。 また、その他の操作は以下の通りです。
- d
- ダブルを持ちかける
- p
- 盤面を表示する
- q
- 終了する
- s
- ゲームの局面をセーブする
プログラムが 'Move:' というプロンプトを出している時, 以下の
- p
- 盤面を表示する
- q
- 終了する
- s
- ゲームをセーブする
のどれかのキーを入力するか、あるいは
- s-f
- s にある駒を f に移動する
- s/r
- s にある駒 1 個を r の目を使って動かす
のどちらかの 駒の移動 をコンマか空白で区切り、改行記号で終る形で列挙してください。 可能な省略形は以下のいずれかです。
- s-f1-f2
- s-f1,f1-f2 の略
- s/r1r2
- s/r1,s/r2 の略
バーは `b' として、ホーム (訳註: 上がりの地点) は `h' として 指定するか、それぞれ 0 と 25 を使ってください。
作者
Alan Char関連ファイル
- /usr/games/teachgammon
-
- ルールとチュートリアル
- /etc/termcap
- - 端末属性
バグ
プログラムの戦略をもっと有効なものにする必要があります。