書式

int XmbTextEscapement(font_set, string, num_bytes)

      XFontSet font_set;

      char *string;

      int num_bytes;

int XwcTextEscapement(font_set, string, num_wchars)

      XFontSet font_set;

      wchar_t *string;

      int num_wchars;

int Xutf8TextEscapement(font_set, string, num_bytes)

      XFontSet font_set;

      char *string;

      int num_bytes;

引き数

font_set

フォントセットを指定する。

num_bytes

引き数 string のバイト数を指定する。

num_wchars

引き数 string の文字数を指定する。

string

文字列を指定する。

説明

関数 XmbTextEscapement, XwcTextEscapement, Xutf8TextEscapement は、指定された文字列の幅をピクセル数で返す。 この際には指定されたフォントセットに対してロードされたフォントが使われる。 幅は描画の原点から次に描かれる文字の原点への、主描画方向のピクセル数で あり、次の文字の表示は与えられた文字列には依存しないものと仮定する。

文字の描画の順序にかかわらず、幅は常に正の数である。

関数 Xutf8TextEscapement は XFree86 4.0.2 から導入された XFree86 独自の拡張である。この関数が あるかどうかはマクロ X_HAVE_UTF8_STRING で判定できる。