XtWidgetToApplicationContext(3) アプリケーションコンテクストを生成・破棄・取得する

Other Alias

XtCreateApplicationContext, XtDestroyApplicationContext, XtToolkitInitialize

書式

XtAppContext XtCreateApplicationContext()

void XtDestroyApplicationContext(app_context)

      XtAppContext app_context;

XtAppContext XtWidgetToApplicationContext(w)

      Widget w;

void XtToolkitInitialize()

引き数

app_context
アプリケーションコンテクストを指定する。
w
要求するアプリケーションコンテクストのウィジェットを指定する。

説明

XtCreateApplicationContext 関数は直接参照不可能な型であるアプリケーションコンテクストを返す。アプ リケーションは少なくとも 1 つのアプリケーションコンテクストを持たなけ ればならない。

XtDestroyApplicationContext 関数は破棄行為が安全に行えるようになりしだい、指定されたアプリケーショ ンコンテクストを破棄する。もしイベント配送(コールバック手続き など)中に呼び出された場合、 XtDestroyApplicationContext 関数は配送が完了するまでアプリケーションコンテクストを破棄しな い。

XtWidgetToApplicationContext 関数は指定されたウィジェットのアプリケーションコンテクストを返す。

XtToolkitInitialize 関数はイントリンシクスの内部を初期化する。 XtToolkitInitialize が既に呼ばれていた場合は何もせずに返る。