Other Alias
XtTranslateKeycode, XtRegisterCaseConverter, XtConvertCase書式
void XtSetKeyTranslator(display, proc)Display *display;
XtKeyProc proc;
void XtTranslateKeycode(display, keycode, modifiers,
modifiers_return, keysym_return)
Display *display;
KeyCode keycode;
Modifiers modifiers;
Modifiers *modifiers_return;
KeySym *keysym_return;
void XtRegisterCaseConverter(display, proc, start, stop)
Display *display;
XtCaseProc proc;
KeySym start;
KeySym stop;
void XtConvertCase(display, keysym, lower_return,
upper_return)
Display *display;
KeySym keysym;
KeySym *lower_return;
KeySym *upper_return;
引き数
- display
- ディスプレイを指定する。
- keycode
- トランスレートするキーコードを指定する。
- keysym
- 変換するキーシンボルを指定する。
- keysym_return
- 変換した結果のキーシンボルが返される。
- lower_return
- キーシンボルが小文字形式で返される。
- upper_return
- キーシンボルが大文字形式で返される。
- modifiers
- キーコードに対するモディファイアを指定する。
- modifiers_return
- キーシンボルを生成するために実際に使われたモディファイアを示す マスクが返される。
- proc
- キーのトランスレートや変換を行う手続きを指定する。
- start
- このコンバータが有効である最初のキーシンボルを指定する。
- stop
- このコンバータが有効である最後のキーシンボルを指定する。
説明
XtSetKeyTranslator は、指定した手続きを現在のキートランスレータとして設定する。 デフォルトのトランスレータは XtTranslateKey である。 これは、Shift モディファイアと Lock モディファイアを コアプロトコルで定義されている解釈で使う XtKeyProc である。 この手続きは、新しいトランスレータがデフォルトのキーコード-キーシンボル トランスレーションを得るためや、デフォルトのトランスレータを 再インストールするために与えられている。関数 XtTranslateKeycode は、指定された引き数を現在登録されているキーコード-キーシンボル トランスレータに直接渡す。
XtRegisterCaseConverter は指定された文字ケースコンバータを登録する。 引き数 start と stop は、このコンバータが呼ばれるキーシンボルの範囲を与える (start と stop も範囲に含まれる)。 新しいコンバータは、その範囲において全ての古いコンバータを上書きする。 コンバータを取り除くインタフェースは存在しない。 この効果を得るには、変換を行わないコンバータを登録する必要がある。 新しいコンバータが登録されたとき、イントリンシクスは必要に応じて キーボードの状態を初期化しなおす。 デフォルトのコンバータはコアプロトコルで定義されている全ての キーシンボルに対する文字ケースの変換を行うことができる。
関数 XtConvertCase は適切なコンバータを呼び出し、その結果を返す。 ユーザが与えた XtKeyProc はこの関数を使う必要があるだろう。