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XSetDashes書式
XSetLineAttributes(display, gc, line_width, line_style, cap_style, join_style)Display *display;
GC gc;
unsigned int line_width;
int line_style;
int cap_style;
int join_style;
XSetDashes(display, gc, dash_offset, dash_list, n)
Display *display;
GC gc;
int dash_offset;
char dash_list[];
int n;
引き数
- cap_style
- 指定した GC に設定する線のスタイルと端点のスタイルを指定する。 CapNotLast, CapButt, CapRound, CapProjecting のいずれかを指定する。
- dash_list
- 指定した GC に設定する点線のスタイルに対するダッシュ(点線の構成要素 である短い線)のリストを指定する。
- dash_offset
- 指定した GC に設定する点線のスタイルのパターンの相を指定する。
- display
- X サーバへの接続を指定する。
- gc
- GC を指定する。
- join_style
- 指定した GC に設定する線の接続スタイルを指定する。 JoinMiter, JoinRound, JoinBevel のいずれかを指定する。
- line_style
- 指定した GC に設定する線のスタイルを指定する。 LineSolid, LineOnOffDash, LineDoubleDash のいずれかを指定する。
- line_width
- 指定した GC に設定する線の幅を指定する。
- n
- dash_list の要素数を指定する。
説明
関数 XSetLineAttributes は指定した GC の線の描画のコンポーネントを設定する。XSetLineAttributes はエラー BadAlloc, BadGC, BadValue を起こすことがある。
関数 XSetDashes は指定した GC の点線のスタイルの dash-offset 属性と dash-list 属性をセッ トする。 指定した dash_list には最低1つの要素がなければならない。無い場合には エラー BadValue となる。 dash_list の最初の要素から交互の要素(2番目、4番目等)は偶数番目のダッシュ であり、残りが奇数番目のダッシュである。 全ての要素は 0 であってはならず、そうでない場合はエラー BadValue となる。 奇数番目の長さのリストを指定することは、自分自身を繋げがる同じリストを 指定して偶数番目の長さのリストを作ることと等価である。
dash-offset はパターンの位相を定義する。 これは単独のグラフィックスリクエストで、dash-list 中のいくつのピクセル でパターンを実際に始めるかを指定する。 点線は join-style と繋がるまで軌跡上を続く。しかし、線を接続する場合に は各シーケンス間で位相は dash-offset に再設定される。
ダッシュの長さの単位は、通常の座標系と同じである。 理想的にはダッシュの長さは線の勾配に沿って測るべきだが、実装に対して要 求されているのは水平な線と垂直な線の場合に理想的になっていることだけで あ る。 理想的にできない場合のために、線の長軸に沿って長さを測る方法を示してお く。 x 軸となす各が-45度から+45度、135度から225度である線に対しては、x 軸 が長軸であると定義される。 これ以外の場合には、長軸は y 軸である。
XSetDashes はエラー BadAlloc, BadGC, BadValue を起こすことがある。
返り値
- BadAlloc
- 要求されたリソースやサーバメモリの割り当てにサーバが失敗した。
- BadGC
- 引き数 GContext の値が、定義されている GContext を指していない。
- BadValue
- 指定された数値に、リクエストの許容範囲を越えているものがある。引き数に対 して特定の範囲が指定されていなければ、引き数の型で定義されている全ての範 囲が許される。選択肢として定義されている引き数はこのエラーを起こすことが ある。