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XGetCommand書式
XSetCommand(display, w, argv, argc)Display *display;
Window w;
char **argv;
int argc;
Status XGetCommand(display, w, argv_return,
argc_return)
Display *display;
Window w;
char ***argv_return;
int *argc_return;
引き数
- argc
- 引き数の数を指定する。
- argc_return
- 返される引き数の数が返される。
- argv
- アプリケーションの引き数リストを指定する。
- argv_return
- アプリケーションの引き数リストが返される。
- display
- X サーバへの接続を指定する。
- w
- ウィンドウを指定する。
説明
関数 XSetCommand はアプリケーションの起動に使われたコマンドと引き数を設定する。 (通常は、argv はアプリケーションのメインプログラムの argv 配列である。) 文字列のエンコーディングがホストポータブル文字エンコーディングでない場 合、実行結果は実装依存である。XSetCommand はエラー BadAlloc, BadWindow を起こすことがある。
関数 XGetCommand は指定したウィンドウの WM_COMMAND プロパティを取得し、文字列のリストを 返す。 WM_COMMAND プロパティが存在するならば、これは STRING 型、フォーマット 8 である。 文字列のリストを格納するのに十分なメモリが割り当てられれば、 XGetCommand は引き数 argv_return と argc_return を設定し、0 でないステータスを返す。 そうでなければステータスとして 0 を返す。 サーバが返すデータのエンコーディングが Latin ポータブル文字エンコーディ ングならば、関数が返す文字列のエンコーディングはホストポータブル文字エ ンコーディングである。 そうでない場合の結果は実装依存である。 文字列リストに対して割り当てたメモリを解放するには XFreeStringList を使用すること。
プロパティ
- WM_COMMAND
- コマンドと引き数。NULL で終わる文字列で、アプリケーションの起動に使用さ れたもの。
返り値
- BadAlloc
- 要求されたリソースやサーバメモリの割り当てにサーバが失敗した。
- BadWindow
- 引き数 Window の値が、定義されている Window を指していない。