xmseconfig(1) グラフィカルなマウス設定ユーティリティ

書式

xmseconfig [ -sync ] [ -display display ] [ -geometry geometry ]

説明

xmseconfig を使って、ユーザはサーバのマウス設定を変更することができる。変更は現在 動作中のサーバにのみ適用され、XF86Setup の場合のように設定ファイ ルにセーブされることはない。

引き数

-sync
X サーバとの全ての通信において同期を有効にする。
-display display
通信するディスプレイを指定する。
-geometry geomspec
ウィンドウの初期ジオメトリを指定する。

環境変数

XWINHOME
設定されている場合、X のバイナリとライブラリのディレクトリの親ディレク トリを示す。
XF86SETUPLIB
設定されている場合、ライブラリディレクトリのデフォルトの位置(通常は <XRoot>/lib/X11/XF86Setup)を上書きする。

ファイル

<XRoot>/lib/X11/XF86Config
or /etc/XF86Config
接続するマウスデバイスを決めるために使用する。

著者

Joe Moss, [email protected]

注意

プログラムが既存の XF86Config ファイルからマウスの設定を読み出せない場 合や、プログラムを実行したユーザがスーパーユーザでない場合、マウスデバ イスの設定を変えることはできない。