xlsatoms(1) サーバに定義された内部アトムを表示する

書式

xlsatoms [-options ...]

説明

xlsatoms はサーバの内部アトムを列挙する。デフォルトでは、(プロトコルで定義され た最も小さいアトム値である)1から始め、未知のアトムが現れるまで全てのア トムが表示される。 明示的に範囲を与えると、 xlsatoms は定義の有無にかかわらず範囲内 の全てのアトムを表示しようとする。

オプション

-display dpy
接続する X サーバを指定する。
-format string
このオプションは、各アトムの <value,name> の値の組を表示するため に使う printf 形式の文字列を指定する。表示はvalue, name の順で行われる(value の型はunsigned long であり、 name の型は char * である)。Xlsatoms は各行の最後に 改行文字を追加する。デフォルトの値は %ld\t%s である。
-range [low]-[high]
このオプションはチェックするアトムの値の範囲を指定する。low を指 定しなければ、1 を指定したものとして扱われる。high を指定しなけ れば、xlsatomslow 以降の最初の未定義アトムで終了する。
-name string
このオプションは、列挙するアトムの名前を指定する。そのアトムが存在しな い場合、標準エラー出力にメッセージが出力される。

環境変数

DISPLAY
使用するデフォルトのホストとディスプレイを取得する。

著者

Jim Fulton, MIT X Consortium