xlogo(1)
X ウィンドウシステムのロゴ
書式
xlogo
[-toolkitoption ...]
説明
xlogo プログラムは、X ウィンドウシステムのロゴを表示する。
オプション
Xlogo
は標準の X ツールキットのコマンド行オプションの全てを利用することがで
きる。さらに以下のオプションも利用することができる :
- -shape
-
このオプションはロゴのウィンドウを、長方形ではなくロゴに合わせるように
指定する。
リソース
幅、及び高さのデフォルトは各々 100 ピクセルである。このプログラムは
Athena ウィジェットセットの
Logo ウィジェットを使用している。
Simple ウィジェットの全てのリソース名を理解することができる。さらに以
下のクラスも理解することができる。
- foreground (class Foreground)
-
ロゴの色を指定する。デフォルトは reverseVideo が指定されているか
どうかによって異なる。reverseVideo が指定されている場合、デフォ
ルトは XtDefaultForeground になる。逆に指定されていなければデフ
ォルトは XtDefaultBackground になる。
- shapeWindow (class ShapeWindow)
-
ウィンドウを X ロゴに合わせるように指定する。デフォルトは False である。
ウィジェット
リソースを指定するにあたって、
xlogo を構成するウィジェットの階層を
理解していると非常に便利である。以下は字下げで階層構造を示している。各行
の最初はウィジェットクラス名、その次にウィジェットインスタンス名を示して
いる。
XLogo xlogo
Logo xlogo
環境変数
- DISPLAY
-
デフォルトのホスト名とディスプレイ番号を得る。
- XENVIRONMENT
-
リソースファイルの名前。この内容で RESOURCE_MANAGER プロパティに格納され
ているグローバルリソースを上書きする。
ファイル
<XRoot>/lib/X11/app-defaults/XLogo - 必要なリソースを指定する。
著者
Apollo Computer の Danny Chong と Ross Chapman がグラフィックデザイン作
成した。これを基にして、Apollo Computer の Ollie Jones と
MIT X Consortium の Jim Fulton がロゴのグラフィックルーチンを書いた。