Other Alias
XStringToKeysym, XKeysymToString, XKeycodeToKeysym, XConvertCase書式
KeySym XStringToKeysym(string)char *string;
char *XKeysymToString(keysym)
KeySym keysym;
KeySym XKeycodeToKeysym(display, keycode, index)
Display *display;
KeyCode keycode;
int index;
KeyCode XKeysymToKeycode(display, keysym)
Display *display;
KeySym keysym;
void XConvertCase(keysym, lower_return, upper_return)
KeySym keysym;
KeySym *lower_return;
KeySym *upper_return;
引き数
- display
- X サーバへの接続を指定する。
- index
- KeyCode ベクトルの要素を指定する。
- keycode
- KeyCode を指定する。
- keysym
- 検索あるいは変換される KeySym を指定する。
- lower_return
- キーシンボルか小文字の形式のキーシンボルが返される。
- string
- 変換する KeySym の名前を指定する。
- upper_return
- キーシンボルか大文字の形式のキーシンボルが返される。
説明
標準の KeySym 名は <X11/keysymdef.h> 内のそれぞれの名前から接頭辞 XK_ を取り除くことによって得られる。 Xlib の標準に含まれていない KeySym もこの関数で得られる。 この方法で得られる KeySym と Xlib がこれらの KeySym を得るために使う 機構は実装依存である。KeySym の名前のエンコーディングがホストポータブル文字エンコーディング でない場合の実行結果は実装依存である。 指定した文字列が有効な KeySym にマッチしない場合、 XStringToKeysym は NoSymbol を返す。
返される文字列は静的領域に置かれるので変更してはならない。 この文字列のエンコーディングはホストポータブル文字エンコーディングであ る。 指定した KeySym が定義されていない場合、 XKeysymToString は NULL を返す。
関数 XKeycodeToKeysym は Xlib の内部テーブルを使い、指定した KeyCode と KeyCode ベクトルの要 素に対して定義された KeySym を返す。 シンボルが定義されていない場合、 XKeycodeToKeysym は NoSymbol を返す。
指定した KeySym がどの KeyCode に対しても定義されていない場合には、 XKeysymToKeycode は 0 を返す。
KeySym が大文字・小文字の変換に従う場合、関数 XConvertCase は指定した KeySym を大文字および小文字の形式で返す。 そうでない場合には、指定した KeySym が lower_return と upper_return の 両方に返される。 Latin と Cyrillic 以外の KeySym の変換に対応しているかどうかは実装による。