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XSetPointerMapping書式
int XSetPointerMapping(display, map, nmap)Display *display;
unsigned char map[];
int nmap;
int XGetPointerMapping(display, map_return, nmap)
Display *display;
unsigned char map_return[];
int nmap;
引き数
- display
- X サーバへの接続を指定する。
- map
- マッピングのリストを指定する。
- map_return
- マッピングのリストが返される。
- nmap
- マッピングのリストに含まれる要素数を指定する。
説明
関数 XSetPointerMapping はポインタのマッピングを設定する。 成功した場合には X サーバは MappingNotify イベントを生成し、 XSetPointerMapping は MappingSuccess を返す。 要素 map[i] は物理ボタン i+1 に対する論理的なボタン番号を定義する。 リストの長さは XGetPointerMapping が返す値と同じでなければならない。そうでない場合には、エラー BadValue となる。 要素の値が 0 ならばボタンは使えなくなる。要素の値は物理的なボタン数に は制限されない。 しかし、2 つの要素は 0 でない同じ値を持つことはできない。同じ値になっ た場合には BadValue エラーとなる。 設定を変えようとしているボタンのいずれかが論理的に押された状態にあった場合、 XSetPointerMapping は MappingBusy を返し、マッピングは変化しない。XSetPointerMapping はエラー BadValue を起こすことがある。
関数 XGetPointerMapping はポインタの現在のマッピングを返す。 ポインタのボタンには 1 から始まる番号が付けられる。 XGetPointerMapping はポインタに実際に付いている物理的なボタンの数を返す。 ポインタに対する名目的なマッピングは map[i]=i+1 である。 引き数 nmap はポインタのマッピングが返される配列の長さを指定する。 最初の nmap 個の要素だけが map_return に返される。
返り値
- BadValue
- 指定された数値の中にリクエストの許容範囲を越えているものがある。引き数に対 して特定の範囲が指定されていなければ、引き数の型で定義されている全ての範 囲が許される。選択肢として定義されている引き数はこのエラーを起こすことが ある。