XDeleteContext(3) 連想検索ルーチン

Other Alias

XSaveContext, XFindContext, XUniqueContext

書式

int XSaveContext(display, rid, context, data)

      Display *display; 


      XID rid;

      XContext context;

      XPointer data;

int XFindContext(display, rid, context, data_return)

      Display *display;

      XID rid;

      XContext context;

      XPointer *data_return;    

int XDeleteContext(display, rid, context)

      Display *display;

      XID rid;

      XContext context;

XContext XUniqueContext()

引き数

context
データが属するコンテクスト型を指定する。
data
ウィンドウと型に関連づけられるデータを指定する。
data_return
データが返される。
display
X サーバへの接続を指定する。
rid
データが関連づけられるリソースIDを指定する。

説明

指定したリソースIDと型に対するエントリーが既に存在する場合、 XSaveContext は指定したコンテクストでこのエントリーを上書きする。 関数 XSaveContext はエラーが起きた場合には 0 でないエラーコードを返し、そうでなければ 0 を返す。 起こる可能性があるエラーは XCNOMEM (メモリ不足)である。

これは返り値であるので、データはポインタである。 関数 XFindContext はエラーが起きた場合には 0 でないエラーコードを返し、そうでなければ 0 を返す。 起こる可能性があるエラーは XCNOENT (コンテクストが見つからない)である。

関数 XDeleteContext は、与えられたリソースIDと型に対するエントリーを構造体から削除する。 この関数は、 XFindContext と同じ引き数を与えられた場合、同じエラーコードを返す。 XDeleteContext はアドレスが保存されているデータの解放は行わない。

関数 XUniqueContext は、後で呼び出す XSaveContext で使えるような、ユニークなコンテクスト型を生成する。