XChangeSaveSet(3) クライアントのセーブセットを変更する

Other Alias

XAddToSaveSet, XRemoveFromSaveSet

書式

XChangeSaveSet(display, w, change_mode)

      Display *display;

      Window w;

      int change_mode;

XAddToSaveSet(display, w)

      Display *display;

      Window w;

XRemoveFromSaveSet(display, w)

      Display *display;

      Window w;

引き数

change_mode
モードを指定する。 SetModeInsert または SetModeDelete. を指定できる。
display
X サーバへの接続を指定する。
w
クライアントのセーブセットに追加または削除するウィンドウを指定する。

説明

関数 XChangeSaveSet は指定したモードに従って、指定したウィンドウをクライアントの セーブセットに追加または削除する。 指定したウィンドウは他のクライアントが生成したものでなくてはならない。 そうでない場合にはエラー BadMatch となる。

XChangeSaveSet はエラー BadMatch, BadValue, BadWindow を起こすことがある。

関数 XAddToSaveSet は指定したウィンドウをクライアントのセーブセットに追加する。 指定したウィンドウは他のクライアントが生成したものでなくてはならない。 そうでない場合にはエラー BadMatch となる。

XAddToSaveSet はエラー BadMatch, BadWindow を起こすことがある。

関数 XRemoveFromSaveSet は指定したウィンドウをクライアントのセーブセットから削除する。 指定したウィンドウは他のクライアントが生成したものでなくてはならない。 そうでない場合にはエラー BadMatch となる。

XRemoveFromSaveSet はエラー BadMatch, BadWindow を起こすことがある。

返り値

BadMatch
引き数や引き数の組は正しい型・範囲を持っているが、そのリクエストが要求する 他の条件に適合できなかった。
BadValue
指定された数値の中にリクエストの許容範囲を越えているものがある。引き数に対 して特定の範囲が指定されていなければ、引き数の型で定義されている全ての範 囲が許される。選択肢として定義されている引き数はこのエラーを起こすことが ある。
BadWindow
引き数 Window の値が、定義されている Window を指していない。