vimdiff(1) 二つか三つか四つのファイルを Vim で開いて、その差分を表示する

書式


vimdiff [options] file1 file2 [file3 [file4]]

gvimdiff

説明

Vimdiff は、二つ (か三つか四つ) のファイルを Vim で開きます。 ファイルは個別のウィンドウで開かれ、差分が強調表示されます。 同じファイルの別のバージョン間で、変更を確認したり、変更を移動したりするのが 簡単になります。

Vim についての詳細は vim(1) を参照してください。

gvimdiff という名前で起動された場合は GUI で起動します。

差分を強調表示するために、 それぞれのウィンドウの 'diff' オプションがオンに設定されます。
テキストを見やすくするために、オプションの 'wrap' と 'scrollbind' もオンに設 定されます。

 'foldmethod' オプションは "diff" に設定され、変更されていない行は折り畳まれ ます。 折り畳みの確認と開閉が簡単にできるように、'foldcolumn' は 2 に設定されます。

オプション

行を並べて表示するために、"-O" 引数を使ったときのように、ウィンドウは垂直分 割されます。 ウィンドウを水平分割したい場合は "-o" 引数を使ってください。

その他の引数については vim(1) を参照してください。

著者

Vim のほとんどの機能は Bram Moolenaar が開発し、多くの人が協力しました。 ":help credits" を参照してください。