書式
tzselect説明
tzselect プログラムは、ユーザーが現在いる場所の情報を尋ねて、 その結果得られたタイムゾーンの表記を標準出力に表示する。 この出力は TZ 環境変数の値にすると良い。ユーザとの対話は、全て標準入力と標準エラー出力とで行われる。
終了ステータス
ユーザからの入力によってタイムゾーンが正しく取得できた場合は 0 を 返す。それ以外の場合は 0 以外を返す。環境変数
- AWK
- Posix 互換の awk プログラム (デフォルトは awk)。
- TZDIR
- タイムゾーンデータファイルが置かれているディレクトリの名前 (デフォルトは /usr/share/zoneinfo)。
ファイル
- TZDIR/iso3166.tab
- 2 文字の国別コード (countory code) と国の名前からなる ISO 3166 の表。
- TZDIR/zone.tab
- 国別コード、経度・緯度、TZ の値、説明文からなる表。
- TZDIR/TZ
- タイムゾーン TZ に対するタイムゾーンデータのファイル。
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.65 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。