ttytype(5) 端末デバイス−端末タイプのデフォルトマッピング

説明

/etc/ttytype は tty ラインを termcap(5)/terminfo(5) の端末タイプの名前と関連付ける。それ ぞれの行には、まず端末のタイプ、続いてスペース文字、さらに続いて tty 名 (デバイス名から先頭の /dev/ をとったもの) が書かれる。

この関連付けはプログラム tset(1) が利用し、ユーザーが現在使っている端末の TERM 環境変数が、デフォルトの端末名にセットされる。

この機能は伝統的なタイム・シェアリング環境 ( UNIX ミニコンピュータに キャラクタ端末が直結されているような環境) 向けに設計された。近代的な ワークステーションやパーソナル UNIX システムでは、ほとんど利用されていない。

ファイル

/etc/ttytype
tty 定義ファイル。

典型的な /etc/ttytype は以下のようなものである。

con80x25 tty1
vt320 ttys0

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.65 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。