書式
texi2dvi [option]... FILE...説明
全ての相互参照が解決され、全ての索引を作られるまで、各 Texinfo または LaTeX FILE を TeX に順番に通す。 各ファイルを含んでいるディレクトリは、 インクルードされるファイルは、各々のファイルが置かれている ディレクトリーで検索される。 ファイルの拡張子は、その言語 (LaTeX または Texinfo) を決定するために使 われる。必要ならば、TeX を実行する前に Texinfo マクロの展開を実行するために makeinfo が使われる。
動作モード:
- -b, --batch
- (ユーザーとの) インタラクションをしない。
- -c, --clean
- 全ての補助ファイルを削除する。
- -D, --debug
- シェルのデバックを有効にする (-x を設定する)。
- -h, --help
- このヘルプを表示し、正常終了する。
- -o, --output=OFILE
- 出力を OFILE に書き出します (--clean が暗黙で指定されます)。このオプションを指定した場合は、入力ファイル FILE は一つしか指定できません。
- -q, --quiet
- エラーが出るまで出力しない (暗黙のうちに --batch が設定される )。
- -s, --silent
- --quiet と同じ。
- -v, --version
- バージョン情報を出力し、正常終了する。
- -V, --verbose
- 実行したことを表示する。
TeX の調整:
- -@
- プレロードされる Texinfo に対して、 \input ではなく @input を使う。
- -e, -E, --expand
- makeinfo を使って、マクロ展開を強制的に行う。
- -I DIR
- ディレクトリ DIR で Texinfo ファイルを探す。
- -l, --language=LANG
- LaTeX ファイルまたは Texinfo ファイルの LANG を指定する。
- -p, --pdf
- 処理の際に pdftex または pdflatex を使う。
- -t, --texinfo=CMD
- 入力ファイルのコピーに関して、@setfilename の後に CMD を挿入する。 複数の値を指定できる。
もし設定されているのならば、環境変数 BIBTEX, LATEX (または PDFLATEX), MAKEINDEX, MAKEINFO, TEX (または PDFTEX), TEXINDEX の値がコマンドを 実行するために使われる。