snmpbulkget(1) SNMP BULK リクエストを使ってネットワークエントリと通信する

書式

snmpbulkget [common arguments] [objectID]...

説明

一般的な引き数に加え、 snmpbulkget は 1 つの特別な引き数をとる。
-B <nonrep> <rep>
ここで、 nonrep は繰り返しを行わない入力変数の数を指定する。 rep は残りの変数の最大繰り返し回数である。 デフォルトは -B 0 100 である。

例えば

snmpbulkwalk -v 2c -B 1 10 zeus public system interfaces

では、変数 system.sysDescr.0 (辞書順で system の次のオブジェクト) と インターフェースグループの最初の 10 個のオブジェクトを取得する。

system.sysDescr.0 = "SunOS zeus.net.cmu.edu 4.1.3_U1 1 sun4m"
interfaces.ifNumber.0 = 2
interfaces.ifTable.ifEntry.ifIndex.1 = 1
interfaces.ifTable.ifEntry.ifIndex.2 = 2
interfaces.ifTable.ifEntry.ifDescr.1 = "lo0"
等々

リクエストパケットを処理するときにネットワークエントリにエラーがあった場合、 エラーパケットが返されて、メッセージが表示される。 これは、リクエストがなぜ機能しなかったかを正確に示す助けとなる。

注意

名前が暗に示しているように、 snmpbulkget は SNMP v1 では使用できない SNMP GETBULK メッセージを使う。