書式
setxkbmap [ args ] [ layout [ variant [ option ... ] ] ]説明
setxkbmap コマンドはキーボードの割り当てを行い、コマンド行で指定したオプショ ンで決められたレイアウトにする。XKB キーマップは、必要に応じてのみコンパイルされた多数の要素からなる。 要素の全てのソースは <XRoot>/lib/X11/xkb ディレクトリにある。
オプション
- -help
- setxkbmap への正しい入力を説明するメッセージを出力させる。
- -compat name
- キーボードのレイアウトを構築するために用いる互換マップ要素の名前を指定 する。
- -config file
- 使用するキーボードを記述する XKB 設定ファイルの名前を指定する。
- -display display
- キーボードのレイアウトを更新するディスプレイを指定する。
- -geometry name
- キーボードのレイアウトを構築するために用いるジオメトリ要素の名前を指定 する。
- -keymap name
- キーボードのレイアウトを構築するために用いるキーマップ記述の名前を指定 する。
- -layout name
- キーボード記述を構成する要素を決めるために使うレイアウトの名前を指定す る。コマンド行ではレイアウトは1つしか指定できない。
- -model name
- キーボード記述を構成する要素を決めるために使うキーボードのモデル名を指 定する。コマンド行ではモデルは1つしか指定できない。
- -option name
- キーボード記述を構成する要素を決めるために使うオプションの名前を指定す る。1つのオプションに対して1つの -option フラグを用いて、複数の オプションを指定することができる。 setxkbmap では、以前に設定されたオプション(ルートウィンドウのプロパティに保存される) を使ってコマンド行で指定するオプションを短くすることができる。 指定したオプションだけを設定したい場合には、-option フラグを 指定し、その最初の引き数を空にすること。
- -rules file
- レイアウトとモデルのリクエストを解決して要素名の集合にするために使う規 則ファイルの名前を指定する。
- -symbols name
- キーボードレイアウトを構築するために用いるシンボル要素の名前を指定する。
- -synch
- X のリクエストを強制的に同期させる。
- -types name
- キーボードレイアウトを構築するために用いるタイプ要素の名前を指定する。
- -variant name
- キーボード記述を構成する要素を決めるために使う、キーボードレイアウトの バリエーションを指定する。コマンド行では1つのバリエーションしか指 定することができない。
ファイル
<XRoot>/lib/X11/xkb