書式
psorder [ -duf ] sourcefile説明
psorder は PostScript 文書のページを並べ変えるフィルタである。 結果は標準出力に書き出される。 デフォルトでは、文書は昇順に処理される (番号の小さいページが先に印刷される)。 PostScript 文書の中には、 ページの順番を変更できないように指定してあるものが存在する; psorder のデフォルトの動作は、この仕様に従う。
変換元ファイルが指定されない場合、または
sourcefile
が
`-'
である場合、
psorder
は標準入力ファイルを読み込む。
オプション
- -d
- 文書のページを下方順もしくは降順に並べ変える。 このオプションは、Apple LaserWriter や LaserWriter Plus のように 表を上にして重ねるプリンタで文書を印刷する場合に、 文書のページを並べ変えるためによく使われる。
- -u
- 昇順を指定する。これがデフォルトである。 表を下にして重ねるプリンタで文書を印刷する場合に、 正しい順番になっているように並べ直し、それを保証するために使われる。
- -f
- 文書がページの順番を厳密に扱わなくてはならないと警告を出す場合でも、 psorder に強制的にページを並べ変えさせる。 文書が正しく印刷されなくなるかもしれないので、 このオプションは実験的にのみ使うべきである。