書式
pcitweak -lpcitweak -r PCI-ID [-b|-h] offset
pcitweak -w PCI-ID [-b|-h] offset value
説明
pcitweak は PCI のコンフィギュレーション空間の調査やレジスタ操作に利用できる ユーティリティである。 ほとんどのプラットフォームにおいて、 pcitweak を実行できるのは root ユーザだけである。オプション
- -l
- PCI バスを探査し、検出されたデバイスごとに 1 行の情報を出力する。 それぞれの行には、バスの位置(バス:デバイス:機能)、 チップのベンダー/デバイス、カード(サブシステム)ベンダー/カード、 リビジョン、クラス、ヘッダ型が出力される。 全ての値は 16 進値で表示される。
- -r PCI-ID
- バスの位置が PCI-ID である PCI デバイスについて、 PCI コンフィギュレーション空間のオフセットが offset の位置にあるレジスタを読み取る。 PCI-ID は「バス:デバイス:機能」の形式で指定しなければならない。 それぞれの値は 16 進値である。 デフォルト値では 32 ビットレジスタを読み取る。
- -w PCI-ID
- バスの位置が PCI-ID である PCI デバイスについて、 PCI コンフィギュレーション空間のオフセットが offset の位置にあるレジスタを書き換える。 PCI-ID は「バス:デバイス:機能」の形式で指定しなければならない。 それぞれの値は 16 進値である。 デフォルト値では 32 ビットレジスタを書き換える。
- -b
- 8ビット値(バイト単位)を読み書きする。
- -h
- 16ビット値(ハーフワード単位)を読み書きする。