netatalk-config(1) インストールされている netatalk の情報を取得するためのスクリプト

書式

netatalk-config [--prefix[=DIR]] [--exec_prefix[=DIR]] [--help] [--version] [--libs] [--libs-dirs] [--libs-names] [--cflags] [--macros]

説明

netatalk-config は コンパイラー・リンカのフラグを 設定・決定するためのツールである。 このフラグは netatalk ランタイムライブラリを使う プログラムをコンパイル・リンクするときに使われる。

オプション

netatalk-config は以下のオプションを受け付ける:
--help
このコマンドの簡単なヘルプを表示して、終了する。
--version
現在インストールされている netatalk のバージョンを標準出力に表示する。
--libs
netatalk ランタイムライブラリをリンクするのに必要な リンカフラグを表示する。
--libs-dirs
--libs のうち -l と -R フラグのみを表示する。
--libs-names
--libs のうち -l フラグのみを表示する。
--cflags
netatalk ランタイムライブラリにリンクされるプログラムを コンパイルするのに必要なコンパイラーフラグを表示する。
--macros
netatalk の m4 ディレクトリを表示する。
--prefix=PREFIX
このオプションを指定すると、--cflags と --libs を表示する場合に、 netatalk を構築したときに使った インストール先プレフィックスではなく PREFIX を使う。 このオプションは --exec-prefix が指定されていない場合の 実行プレフィックスとしても使われる。 このオプションは --libs や --cflags オプションより 前に指定しなければならない。
--exec_prefix=PREFIX
このオプションを指定すると、--cflags と --libs を表示する場合に、 netatalk を構築したときに使った 実行プログラムのインストール先プレフィックスではなく PREFIX を使う。 このオプションは --libs や --cflags オプションより 前に指定しなければならない。

著作権

Copyright © 1998 Owen Taylor

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この man ページは Sebastian Rittau が 2001 年に作成した netatalk-config に適合している。