書式
listres [-option ...]説明
listres プログラムはウィジェットのリソースデータベースのリストを 生成する。 それぞれのリソースが最初に定義されているクラス、インスタンス名、クラス 名、それぞれのリソースのタイプが列挙される。特定のウィジェットまたは -all オプションが指定されていない場合、リスト名とそのクラス階層 を表す2カラムのリストが出力される。
オプション
Listres に対しては、X ツールキットの標準コマンド行オプション に加えて、以下のオプションを指定することができる:- -all
- listres に対して、既知のウィジェットとオブジェクト全てに関する情 報を出力することを指定する。
- -nosuper
- スーパークラスから継承したリソースは表示しないことを指定する。このオプ ションは、どのリソースがサブクラスで追加されたのかを調べるときに便利で ある。
- -variable
- 変数で与えられたクラス名でなく、クラスレコード変数の名前でウィジェット を識別することを指定する。このオプションは、スーパークラスと同じクラス 名を持つサブクラスを識別するときに便利である。
- -top name
- 階層の最も上として扱われるウィジェットの名前を指定する。大文字と小文字 は区別され、名前はクラス変数名かクラス名にマッチする。デフォルト値は ``core'' である。
- -format printf-string
- 各リソースの名前、インスタンス、クラス、タイプの出力に用いる、 printf 形式の文字列を指定する。
X のデフォルト値
準備中。バグ
ランタイムルーチンの動的リンクをサポートしていない OS の場合、既知の全 てのウィジェットをこのプログラムのコンパイル時に組み込まなければならな い。このプログラムのソースには、いくつかのウィジェットセットにおける処 理を自動化するためのツールが入っている。著者
Jim Fulton, MIT X Consortium