概要
lb clean [live-build オプション]
説明
lb clean は Live システムツール集 live-build(7) の高レベルコマンド (porcelain) です。lb clean はシステムビルド後の掃除を担当します。ビルドディレクトリや段階ファイル等その他のファイルの一部を削除します。他の live-build コマンドの残骸は全て残します。
オプション
lb clean は固有のオプションに加え、live-build 全般のオプションを全て理解します。live-build 全般のオプションの全容については live-build(7) を見てください。
- --all
- chroot、バイナリ、各段階での生成物、ソースを削除します。キャッシュディレクトリは残します。これはデフォルトの動作で、引数がない場合はこの動作になります。
- --cache
- キャッシュディレクトリを削除します。
- --chroot
- chroot ディレクトリをマウント解除、削除します。
- --binary
- バイナリ関連のキャッシュやファイル、ディレクトリ、各段階で生成したファイルを全て削除します。
- --purge
- 全キャッシュを含め、全て削除します。設定ディレクトリは残されます。
- --remove
- 段階キャッシュを除いたパッケージキャッシュを含め、全て削除します。設定ディレクトリは残されます。
- --stage
- 各段階で生成したファイルを全て削除します。
- --source
-
ソース関連のキャッシュやファイル、ディレクトリ、各段階で生成したファイルを全て削除します。
ファイル
- auto/clean
-
ホームページ
live-build 及び Live システムプロジェクトについてのさらなる情報は、<http://live-systems.org/> のホームページや <http://live-systems.org/manual/> のマニュアルにあります。
バグ
バグは <http://bugs.debian.org/> にあるバグ追跡システムに live-build パッケージのバグ報告として提出するか、<[email protected]> にある Live システムのメーリングリスト宛てにメールを書くことにより報告できます。