infnan(3) 無限大と無効値 (NaN) を取扱う

書式

#include <math.h>


double infnan(int error);

-lm でリンクする。

説明

関数 infnan() は無限大と無効値 (NaN) の結果に対する適切な値を返す。 error の値は、無限大を表す ERANGE か NaN を表すそれ以外の値である。 errno も同様に設定される。

返り値

errorERANGE (無限大) の場合、 HUGE_VAL が返される。

error が -ERANGE (負の無限大) の場合、 -HUGE_VAL が返される。

error がそれ以外の値の場合、NaN が返される。

エラー

EDOM
error の値が無効値 (NaN) である。
ERANGE
error の値が正の無限大もしくは負の無限大である。

準拠

4.3BSD.

注意

この廃止された (obsolete) 関数は、 libc4 と libc5 で提供されていたが、 glibc2 では提供されていない。

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.65 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。