gluSphere(3) 球を描画する

書式

void gluSphere( GLUquadric* quad,


GLdouble radius,
GLint slices,
GLint stacks )

delim $$

引き数

quad
二次曲面オブジェクト(gluNewQuadric を使って作る)を指定する。
radius
球の半径を指定する。
slices
z 軸回りの分割数を指定する(経度線に似ている)。
stacks
z 軸に沿った方向での分割数を指定する(緯度線に似ている)。

説明

gluSphere は、指定した半径を持ち、原点が中心の球を描画する。 球は z 軸まわりに短冊に分割され、z 軸に沿って輪切りに分割 される(緯度線や経度線に似ている)。

二次曲面オブジェクトの方向が(gluQuadricOrientation を使って) GLU_OUTSIDE に設定されている場合には、生成される法線は 球の中心から外側を向く。 それ以外の場合には法線は球の中心を向く。

テクスチャが(gluQuadricTexture を使って)有効にされている場合、 テクスチャ座標は次の条件を満たすように生成される: t が $ z ~=~ -^"radius" $ で 0.0 となり、$ z ~=~ "radius" $ で 1.0 となる (t は経度線に沿って線形に増加する)。 また、s は +y 軸で 0.0, +x 軸で 0.25, -y 軸で 0.5, -x 軸で 0.75, +y 軸に戻ったところで 1.0 となる。