書式
#include <wchar.h>
wint_t getwchar(void);
説明
getwchar() 関数は getchar(3) 関数のワイド文字版である。 stdin からワイド文字を読み込んでそれを返す。 ストリームの最後に達している場合や ferror(stdin) が真の場合には WEOF を返す。ワイド文字変換でエラーが起こった場合には errno に EILSEQ を設定して WEOF を返す。これらの処理を停止せずに行いたいときは、 unlocked_stdio(3) を参照のこと。
返り値
getwchar() 関数は標準入力の次のワイド文字を返すか、 WEOF を返す。準拠
C99.注意
getwchar() の動作は現在のロケールの LC_CTYPE カテゴリに依存している。getwchar() が実際には標準入力からマルチバイト列を読み込んで ワイド文字に変換することを期待しても良い。
この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.65 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。