fdformat(8) フロッピーディスクの低レベルフォーマットを行う

書式

fdformat [ -n ] device

説明

fdformat はフロッピーディスクの低レベルフォーマット (low level format) を行う。 device には通常以下のどれかを指定する。 (フロッピーデバイスは major 番号 2 で ある。以下の minor 番号は、単に参考のために示した。)

/dev/fd0d360 (minor = 4) /dev/fd0h1200 (minor = 8) /dev/fd0D360 (minor = 12) /dev/fd0H360 (minor = 12) /dev/fd0D720 (minor = 16) /dev/fd0H720 (minor = 16) /dev/fd0h360 (minor = 20) /dev/fd0h720 (minor = 24) /dev/fd0H1440 (minor = 28) /dev/fd1d360 (minor = 5) /dev/fd1h1200 (minor = 9) /dev/fd1D360 (minor = 13) /dev/fd1H360 (minor = 13) /dev/fd1D720 (minor = 17) /dev/fd1H720 (minor = 17) /dev/fd1h360 (minor = 21) /dev/fd1h720 (minor = 25) /dev/fd1H1440 (minor = 29)

汎用のフロッピーデバイス /dev/fd0 と /dev/fd1 は、非標準のフォーマット が利用されている場合や、フォーマットがあらかじめ自動判別されていない場 合には fdformat では動作しない。このような場合には、 setfdprm(8) を用いてディスクのパラメータをロードすること。

オプション

-n
ベリファイ動作を行わない。このオプションは、通常フォーマット後に実行さ れるベリファイを抑制する。

著者

Werner Almesberger ([email protected])