書式
Section "Device"
Identifier "devname"
Driver "fbdev"
BusID "pci:bus:dev:func"
...
EndSection
説明
fbdev はフレームバッファデバイス用の XFree86 ドライバである。 これはアクセラレーションなしのドライバであり、深さ 8, 15, 16, 24 を サポートしている。 全てのビジュアル型が深さ 8 でサポートされており、他の深さでは TrueColor ビジュアルがサポートされている。 マルチヘッド設定もサポートされている。対応ハードウェア
fbdev はフレームバッファドライバが利用可能な全てのハードウェアに対応している。 fbdev は OS 固有のサブモジュール fbdevhw(4) を使ってカーネルのデバイス ドライバと通信する。現在は fbdebhw は Linux で利用可能である。詳細設定
詳細設定の一般的な部分については XF86Config(5x) を参照すること。 このセクションではこのドライバ固有の詳細設定のみを扱う。このドライバの場合、設定ファイルの Screen セクションでモードを指定する ことは必要ない。 fbdev ドライバは現在使われているビデオモードをフレームバッファドライバから ピックアップでき、ビデオモードが設定されていなければこの値を使用する。
PCI ボードの場合は、Device セクションに BusID 行を追加しなければならな いかもしれない。前述のサンプル行を参照すること。 正しい値を調べるために "XFree86 -scanpci" を利用できる。
以下のドライバオプション( Options 項目)がサポートされている:
- Option "fbdev" "string"
- 使用するフレームバッファデバイス。 デフォルト値: /dev/fb0
- Option "ShadowFB" "boolean"
- シャドウフレームバッファレイヤの使用を有効または無効にする。 詳しくは shadowfb(4) を参照すること。 デフォルト値: on
作者
作者は以下のメンバーである: Gerd Knorr, Michel Da"nzer, Geert Uytterhoeven