ecvt_r(3) 浮動小数点数の文字列への変換

Other Alias

fcvt_r, qecvt_r, qfcvt_r

書式

#include <stdlib.h>


int ecvt_r(double number, int ndigits, int *decpt,
int *sign, char *buf, size_t len);

int fcvt_r(double number, int ndigits, int *decpt,
int *sign, char *buf, size_t len);

int qecvt_r(long double number, int ndigits, int *decpt,
int *sign, char *buf, size_t len);

int qfcvt_r(long double number, int ndigits, int *decpt,
int *sign, char *buf, size_t len);

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

ecvt_r(), fcvt_r(), qecvt_r(), qfcvt_r():

_SVID_SOURCE || _BSD_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 500

説明

関数 ecvt_r(), fcvt_r(), qecvt_r(), qfcvt_r() は、それぞれ ecvt(3), fcvt(3), qecvt(3), qfcvt(3) と同じであるが、 静的バッファの代わりに、長さ len の指定された buf に結果を格納する点が異なる。 ecvt(3), qecvt(3) を参照のこと。

返り値

これらの関数は成功すると 0 を、それ以外は -1 を返す。

準拠

これらの関数は GNU による拡張である。

注意

これらの関数は廃止された。代わりに sprintf(3) の使用を推奨する。

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.65 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。