書式
dumpe2fs [ -bfhixV ] [ -ob superblock ] [ -oB blocksize ] device説明
dumpe2fs は、 device によって指定されるデバイス上にあるファイルシステムの スーパーブロックに関する情報と ブロックグループに関する情報を表示する。dumpe2fs は、Berkeley の BSD Fast File System 用の dumpfs と同様のものである。
オプション
- -b
- ファイルシステム上で不良ブロックとして扱われているブロックを表示する。
- -ob superblock
- ファイルシステムを調べるときに、 superblock ブロックを用いる。このオプションは通常は必要ない。 ファイルシステムを熟知したユーザが、ひどい状態に壊れてしまった ファイルシステムから、残りを調べるときに用いられる。
- -oBblocksize
- ファイルシステムを調べるときに、コマンドラインから指定した ブロックサイズを用いる。このオプションは通常は必要ない。 ファイルシステムを熟知したユーザが、ひどい状態に壊れてしまった ファイルシステムから、残りを調べるときに用いられる。
- -f
- dumpe2fs の理解しないファイルシステム属性フラグを持つような ファイルシステムでも、強制的に表示する (そして dumpe2fs の表示がおかしくなるかもしれない)。
- -h
- スーパーブロックの情報だけを表示し、 ブロックグループデスクリプターの詳細情報は表示しない。
- -i
- device をイメージファイルへのパス名として、 e2image で作成されたイメージファイルのファイルシステムデータを表示する。
- -x
- 詳細なグループ情報のブロック数を 16 進数で表示する。
- -V
- dumpe2fs のバージョンを表示して終了する。