caesar(6) シーザー式暗号法の解読

書式

caesar [rotation ]

解説

は英文字の出現頻度に関する統計を用いてシーザー式暗号法の解読を行なう ユーティリティです。 は標準入力から読み込み、標準出力へ書き出します。

オプション引数に数字で rotation を与えることにより、特定の回転値を指定できます。

英文字の出現頻度は以下の通り(多いほうから少ないほうへ)。

ETAONRISHDLFCMUGPYWBVKXJQZ

これらの出現頻度をパーセントで示します:

E(13), T(10.5), A(8.1), O(7.9), N(7.1), R(6.8), I(6.3), S(6.1), H(5.2), D(3.8), L(3.4), F(2.9), C(2.7), M(2.5), U(2.4), G(2), P(1.9), Y(1.9), W(1.5), B(1.4), V(.9), K(.4), X(.15), J(.13), Q(.11), Z(.07).

USENET への暗号化された投稿や、 fortune(6) プログラムが用いるデータベースのいくつかは、13 文字分回転されています。