書式
acleandir [ -rnvi ] dirname
説明
acleandir はディレクトリ dirname を掃除する。 デフォルトでは単に対応するデータファイルのない 「孤立した (orphan)」AppleDouble ファイルを削除するだけである。オプション
- -d
- 「孤立した AppleDouble ファイル」を削除した後、 AppleDouble ファイルがない場合は、 .AppleDouble ディレクトリも削除する。 結果として、親ディレクトリにある dirname の finder の場所が失われる。
- -r
- -R
-
再帰モード。ディレクトリを再帰的に掃除する。
- -n
-
「孤立した AppleDouble ファイル」の名前を表示するが、削除はしない。
「孤立した AppleDouble ファイル」に
リソースフォークがあることが分かった場合は、サイズを表示する。
- -i
-
対話モード。
削除する前に確認のプロンプトを出す。
y と返答すると、削除の実行を認めたことになる。
- -v
-
詳細表示モード。
削除される全ての「孤立した AppleDouble ファイル」と
.AppleDouble ディレクトリの名前を表示する。
「孤立した AppleDouble ファイル」にリソースフォークがあることが分かった場合は、
サイズを表示する。
- -a
-
攻撃的 (aggressive) モード。
「孤立した AppleDouble ファイル」だけでなく、
全ての AppleDouble ファイルを削除する。
.AppleDesktop ディレクトリが存在する場合は、それも削除する。
-d
オプションが暗黙のうちに指定される。
全てのファイルの Macintosh タイプ・クリエータと finder の場所が失われて、
Symantec 社の開発環境で使われる Projects ファイルなどでは
文書の内容が破壊されるので、注意して使うこと。
返り値
不正なオプションが指定された場合や、 コマンドライン上でディレクトリが指定されていない場合を除き、 終了状態 0 を返す。